
大人っぽく文章を書くコツ ⑤
カッコ良く「様」を書こう!
仕事中や日常で意外に書くことの多い文字の一つ、「様」。
今回はその「様」の一文字を大人っぽくこなれ感のある書き方を一例にあげピンポイントで解説します
と言っても、大人っぽくこなれ感のある書き方とは、たくさんあります。あくまでも一つの参考程度にご覧ください是非、これで、こなれ感を出しましょう
楽に書いているようでシンプルで整っているがスタイリッシュな字形を手に入れましょう
画像では2種類書かせていただきました
2種類の書き方を見比べていただくと、最終画だけ書き方が違うのがわかると思います。それ以外は同じ書き方なので、先に最終画に至るまでを解説します
まず
1画目・・・やや強めの右上がりに書きます。
2画目・・・1画目を8:2で割るようにまっすぐ引きましょう。(これポイント)
3画目・・・通常の3画目4画目を続けて書きます。この時、2画目を超えるように(またぐように)書きましょう。
4画目・・・2画目より高い位置に書きましょう。
5画目・・・4画目との間を程よく開けましょう。
6画目・・・右上がりに
7画目・・・6画目よりやや短く、同じ角度の右上がりに
8画目・・・6.7画目より左に長い印象で、同じ角度の右上がりに
9画目・・・6.7.8画目の横画の中心より、やや右を通るようにまっすぐ縦に引きましょう。(これもポイント)
10画目・・9画目との間を程よく開けましょう。
11画目・・9画目とぶつかる位置が下がりすぎないように。できるだけ8画目に近い位置でぶつかりましょう。
ざっと最終画まではこんな感じです。ざっととか言いながら、かなり細かかったですね
では、最終画です
上の書き方では、最終画は、のびやかに長く引いています
下の書き方は。11画目と12画目を一緒につなげて書いています。10画目から11画目につながっている気持ちで少し引っかかりをつけ、下に引き、途中で右にうねり、最後は下に流します
これは、見様見真似で書いていただき、丸覚えしてください。ただ、この線は、「2画分がつながっているんだ」と思って書いてくださいね
また、この2種類の書き分けの基準としては、横書きなら上のパターンが書きやすいです縦書きは下のパターンが書きやすいです。ただ、縦書きでも、「様」の下に文字の来ない時には、上のパターンでもいいでしょう
いかがでしたか?
もうワンポイントプラス
「様」を書く場合、必ずその前には名前が来ます。郵便などのあて名の場合、「様」は、名前よりやや大きめにするとまとまり良くなります。是非、試してみてください